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難しいことは解からないが・・・メンデルの法則(その1)

* 私のブログは、少なくとも私自身の言葉で喋って(綴って)います。勿論、他所様の
 記事や画像をコペピ&引用する事はあっても、自分の解釈や注釈コメントは入って
 いる筈です。(・・・自分のブログですからねっ)
 ところが今日の話題に関しては、“なんとなく”や“漠然”としたイメージは在っても、
 自分で理解出来た範疇では有りませんので、私のコメントは無しの羅列です(^^;;
 でも、「いずれは一度触れておきたい!」と思っていたネタ→「メンデルの法則」を。

                          ■
難しいことは解からないが・・・メンデルの法則(その1)_f0138974_940563.gif

  メンデルがエンドウの遺伝実験によって1865年に発表した3つの遺伝法則。
 当時はあまり話題にならなかったが,1900年に,ドイツのコレンズ,オーストリアの
 チェルマック,オランダのド=フリースが再発見したことで,メンデルの業績が
 みとめられるようになった。

 〔優性の法則〕
  支配の法則・優劣の法則ともいう。純系どうしの交配では,雑種第1代(F1)には,
 優性の形質があらわれ,劣性の形質はあらわれないというもの。
 〔分離の法則〕
  上記のF1どうしの交配による雑種第2代(F2)では,F1であらわれなかった
 形質もあらわれ,対立形質は優性対劣性の割合が3:1に分離してあらわれる
 というもの。
 〔独立の法則〕
  2対以上の対立形質の遺伝は各対が他の対とは無関係に独立して遺伝する
 というもの。


 概略、そういうことだそうです(^^;さらに詳しくは・・・↓↓↓
 http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textbook/genetics.htm
難しいことは解からないが・・・メンデルの法則(その1)_f0138974_9482920.jpg

                          ■

* さて、この法則に則って金魚学の体系を作り上げたのが、『科学と趣味から見た
 金魚の研究』 1934年松井佳一
ということになるのでしょう。
 そちらの詳細は他所に譲って・・・

 こういう方もいらっしゃいました。

 【外山亀太郎】
  メンデルが、エンドウマメを用いた実験から遺伝法則を明らかにしたのは1865年。
 このメンデルの法則がコレンス、チェルマク、ド・フリースにより再発見された
 1900年に、カイコの遺伝に関する実験的研究を外山亀太郎は始める。カイコ
 一匹一匹を見分ける観察眼で、さまざまな形質(カイコの体の模様、繭の色など)を
 見きわめ、数世代にわたる交雑実験の結果を統計的に分析することから、その
 遺伝様式がメンデルの法則に従うことを示した。
  当時、植物についてはメンデルの法則が実証されつつあったが、動物にもこれが
 あてはまることを明らかにした点で、外山の研究は画期的であった。彼はまた、
 母性遺伝や雌雄モザイクなど、遺伝学的に重要な現象の記載も行っている。

  メンデルの法則の証明は、主として理論的な方面への貢献といえるが、外山は、
 養蚕業の実際的な方面に対しても重要な功績を残した。一代雑種の奨励である。
 異なる種類のカイコを掛け合わせて得られる一代雑種のカイコが、強健性・多産性
 ・繭質などにおいて優れていることを外山は明らかにした。
  当時の養蚕業界では国産種偏重の傾向があったのに対し、外山が原産種製造所
 技師に就任し一代雑種を奨励して以降、外国産種をも含めた交雑が盛んとなり、
 養蚕業界に大きな利益をもたらした。
  外山のこの業績は、帝国発明協会・大日本蚕糸会から表彰されることとなる。
 晩年は、金魚の品種改良も行おうとしていた。


                          ■

* さてさて面白くなって来た?(^^;・・・ところが、こんなニュースも。

 【メンデルの法則を覆す研究結果、米国の科学者チームが発表】
                                    AP通信 2005年03月24日

  150年間、科学において不動の地位を保ってきた遺伝法則に疑問を投げかける
 研究結果が発表された。パーデュー大学の分子生物学者たちによると、植物は、
 親の世代が遺伝的な欠陥を持っていたとしても、正常に発達するために祖父母か
 それ以前の世代から受け継いだ別の遺伝情報を選択することがあるという。
  この研究結果は、1800年代中ごろから絶対的な真理と信じられてきた植物進化
 の基本的な法則の、少なくとも一部を否定することになる。

  およそ150年前、オーストリアの修道士、グレゴール・メンデルがエンドウ豆を使って
 実験し、遺伝的形質が次の世代へと受け継がれていくことを発見した。それ以来
 ずっとメンデルの法則は、作物の交配においても、細胞の突然変異や遺伝的形質の
 継承に関する基本的な理解の上でも、重要な基盤となってきた。
  パーデュー大学の実験で、シロイヌナズナはすぐ前の世代から欠陥のある遺伝子を
 受け継いでも、その遺伝情報を修正して、それ以前の世代と同じように正常に
 発育する場合があることがわかった。

  研究者たちはこの結果を踏まえて、植物とヒトでは遺伝子の欠陥を修正する役割を
 実際に担うタンパク質はおそらく異なるだろうとしながらも、ヒトにも遺伝的欠陥を
 回避したり、さらにはそれを修正したりする能力があるのか、という問題が提起
 されることになると述べている。
  今回の実験結果の詳細は、『ネイチャー』誌の3月24日号に掲載される。


 私の頭ではよく理解できませんが、なんか面白そうです(笑)
 んで、(その2)では、もっと金魚なお話に展開・・・?
                                               ・・・つづく
by G-kingyo | 2007-11-08 10:20 | 金魚四方山話

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