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ダクチルギルス?

* 私は飼育金魚の病気と処置に滅法弱く、今までに沢山の金魚を殺してきました。
 いつも使う“殺した”という表現はあまり響きが良いものではありませんが、
 けっして「落とした」のでも「星になった」のでもなく、あくまでも己の未熟さを
 顧みる為にも、後学の為にも“殺した”と・・・。


 
* 昨夜、友人からの電話で「浜錦の購入を考えている・・」と。友人は大層その個体が
 気に入った様子でしたが、高額商品の為やや躊躇しているとか(^^;
 ・・・お気持は充分察します。
 その個体はWebで観られるというので私も拝見しましたが、友人にはお勧め
 出来かねる金魚でした。その理由は一見して「ダクチルギルス」か「カナムナス」に
 羅病しているからです。

 実は我が家にも現在、不幸にも「ダクチルギルス」に冒されている水槽が一つあります。

 幸いにも“とある識者様”にご教示頂いたおかげで、殺すこと無くおよそ30日が経過
 しています。目に見える症状は無くなりましたが、私は治癒したとは全く考えていません。
 食欲も随分旺盛にみせるものの、時折スピンする様な異常な泳ぎをみせる個体が
 その中に1匹だけおり、60cmケースに全4匹いる浜錦すべてが寄生虫保有魚と
 考え対処しています。



* 話戻って・・
 その友人の購入希望魚の症状と我が家の羅病魚は酷似しています。
 一般的な「白点病」や「尾腐れ病」なら処置方も確立されて、比較的短期間に
 治療も可能でしょうが、私の経験では「ダクチルギルス」や「カナムナス」は、とても
 厄介です。 私の場合・・・

 ・ 水槽のリセット(全水替えと濾過フィルターの取り換え)
 ・ 毎日の1/2水変え
 ・ 市販薬3種の複合投入
 ・ 同、複合薬の高濃度薬浴を2日に一度

 等を行い先日も、もう一度水槽のリセットを行ったばかりです。。。(″´Д`)、、
 果たしてその様な処置方が良いのか悪いのか、いまだ判断はつきません。
 また、高温は「ダクチルギルス」寄生虫の活動にとって好条件?なようです。
 ともあれ“厄介”なことだけは、充分理解していただきたい。

 (なにナニ?市販薬3種の複合でつか?? イヤです、教えません:笑)

 参考画、某所よりギロダクチルギルス~
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                             ◆

* さて、その症状に目を奪われてしまい、相談の友人にもう一つ肝心なことを云う
 のを忘れていました(^^; その金魚、たぶん..........................
 浜錦じゃありませんし!(笑)
 だって、それと同じ生産者の「浜錦」とされる金魚が我が家にも少しいますが、
 明らかに高頭パール(最近輸入のハイヘッドクラウンP)が掛かっていますが、
 ナニか?

 また、その証拠の一つに○○な個体がずいぶん採れるんですね~。それはねっ、
 高頭パール(最近輸入のハイヘッドクラウンP)が透明鱗性、いわゆる“桜タイプ”
 だからなんですよぅ~~(笑)片親が“桜”の場合F2→F3→あたりになると・・・(^^;;

 ま、それはソレで可愛らしい金魚に罪はないのでいいとしても、どこの問屋さんでせう?
 こんなの“元祖”浜錦........なんて銘打って市場に出しちゃったりして・・・。
 養魚場のお名前と問屋のお名前は曝した方がいいの???(大笑) それとも私が
 購入して飼育してみようかしらん~~♪
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by G-kingyo | 2008-07-31 11:48 | 金魚四方山話

いまだに絶えない「浜錦」偽装・・・(w

* ・・・そんなツマランことしてる暇あったら、こんな素晴らしい「浜錦」一緒に
 育ててみませんか?(笑)
  ↓
 http://fkc.daoffice.com/shop/photo.phtml

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 こちら様の産出される「浜錦」は“しっかり”しているんです。
 骨太?腰が強い?体の厚み?鰭の厚さ?力強い泳ぎ?体の捌き方?品格?.............
 なんとも表現しにくい・・・。
 一見、市場によく出る○○系に似た感じもしますが、(元は同じなのでしょうが?)
 それらとは一線を画すところが画像だけでは伝わりきらないのが残念。

 そのニュアンスは拙ブログ、私如きがウダウダ説明しても伝わりきらないので、
 まず、現物を見て頂きたい「浜錦」ですね~♪
 もちろん、一般流通ではまづ見る事の叶わない浜錦ですよ。
 (らんちゅう等で用いられる、「会用」という不思議な言葉?を使うとわかり易いの?笑)

 過去エントリ参照~
 http://hamanisiki.exblog.jp/8564593/



                           ◆

* いまだに絶えない「浜錦」偽装・・・って、



 ほんとウンザリしますよね!?“高頭パールの普通鱗(素赤)”を浜錦と偽り・・・(w
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by G-kingyo | 2008-07-29 13:57 | よその浜錦(金魚)

変わり柄の冥(みょう)

* この連日の猛暑日に、こういった“涼しげ”な柄の浜錦はいいですね~(^^)v


 いずれも中長手から長手にみせる体形で、バランスもよさげ!
 ......................羨ましいです(^^;;
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 お求めは各店様より~♪(^^;



                           ◆

* とある質問を、また、こそ~りと頂いておりましたが(笑)どうやら自己完結された
 ご様子で何よりで御座いました(^^;


 そのQ&Aは、「系統」というものについて。 どうやら広義の意味と狭義の意味?と
 少し混同・勘違いされていたご様子でしたが、まぁ~拙ブログなんぞでお尋ねに
 なるより、らんちゅう等愛好会の多い魚種をやっておられる御仁にお尋ねになるべき。

 いずれにせよ「系統」とか「○○系」とは、人様がその生産家(者)に畏敬と尊敬の念を
 込めて自然発生的に呼ばれるようになったり、類似する同品種の中でも他と区別する
 為に第三者が“便宜的”にその系統名を呼称したり、その系統名、すなわち=ブランド
 イメージとなったりするのが通例・慣例であって、けっして「私の仔引きした魚だから
 私系統だぁ~(^^)」
なんて、私の様なド素人が妙なことを言うと、陰で笑われ誰にも
 相手されなくなりますし・・・(笑)

 「金魚系統図」の系統とは、同じ漢字・同じ言葉でも使い方・ニュアンス・意味合いが、
 若干異なることは説明しなくても宜しいですよね?(^^;;
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by G-kingyo | 2008-07-24 16:29 | よその浜錦(金魚)

こちら様でも・・・(^^)v

* また??なご質問を頂いておりますが、
 また後日ということで・・・(^^;

 (他に聞くところがないの............金魚屋さんは?問屋筋方面は?Web検索は? 笑)




                           ◆

* ・・・素敵な個体が沢山入荷されていますねぇー..........羨ましいかぎりです(^^;;
 ↓
 http://toukatukingyo.blog.shinobi.jp/
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 「東葛ペット」さんでしたぁ~♪(^^;




                           ◆

* 「フルタニ金魚倶楽部」さんでは、“あの”クラウンパールがお求め易い価格に!!(^^;;
 http://fkc.daoffice.com/shop/photo.phtml
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 ・・・おなじクラウンパール(=高頭パール)でも、随分と“風情”が異なって
 面白いものですね~♪
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by G-kingyo | 2008-07-18 11:23 | よその浜錦(金魚)

ニュースソースより~

* 毎年夏になると金魚のニュースがアチラコチラでちらほらと・・・いいもんですね(^^)

 マイニチさんより転電~
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080716-00000004-maiall-soci

 【<幻の金魚>執着心が再現させたオオサカランチュウ】
                                           毎日新聞

 かつて、大阪の商人たちにこよなく愛された金魚がいた。その名も「オオサカランチュウ」。
 江戸時代から関西を中心に多数飼育されていたが、戦後ほどなくして絶滅してしまった
 という。その後、復活を夢見た業者や愛好家たちが品種交配を繰り返し、長い時間を
 かけてその姿を再現した。そこまで人々の執着心をかき立てる美しい金魚を見て
 みたくなった。

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                          ◆

* 私はこの品種を飼育したことも無いし、個人的には過去に興味を惹いた品種でも
 ないので語ることは出来ない。 イメージは“平付けの尾”と“六鱗”・・・なので何を
 もって「オオサカランチュウ」と呼ぶのかも知り得ない。
 ただ想像が付くのは、いったん途絶えた品種を再興させるには、相当なご尽力と
 愛情を注がれたことと・・・。

 折角ですので「オオサカランチュウ」関連HPなど~
 ↓
 「【大坂らんちう異説】夢を紡ぐ人々」
 http://homepage2.nifty.com/ranchu/osaka/osakaisetu.html

 ↓
 【大阪らんちゅう~復活にかける思い】
 http://blog.goo.ne.jp/doraseiji/e/80a654ea8622a125cff6e5d0cca0b78b

 ↓
 【花魁錦魚 (和錦城第一別館)】
 こちら様のブログページは面白い!!(^^)
 http://blogs.yahoo.co.jp/wakinjou08/folder/733216.html





                          ◆

* 「おじさん」さんのご投稿も御座いあしたので(^^; 先般アナウンスされた
 「イ○カ金魚」なるものを.......................同じ、“平付け”なんでしょうかねぇ~。。。

 【変わり種金魚で復活目指す 名産地の奈良・大和郡山】
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/33192?c=160

 金魚生産量が日本一とされる奈良県大和郡山市で、養殖業者が水平の尾びれ
 を持つ「イ○カ金魚」など変わり種の開発を進めている。
 安価な中国産に押され、国産の売り上げが低迷する中、「郡山の金魚復活
 の起爆剤にしたい」と意欲満々だ。

 この業者は「中野養鯉場」。交配を繰り返し、7年がかりで「イ○カ金魚」をつくった。
 尾びれはイ○カのように水平だが横にしか振れず、よたよた泳ぐ姿が愛らしい。

 金魚は明治時代から庶民のペットとしても親しまれてきた。日本観賞魚振興会
 の森文俊さん(50)によると、熱帯魚ブームに乗り、国内の金魚売上高は
 1992-94年に年間約72億円を記録したが、2005年は約47億円に減った。

 森さんは「高齢化などで国内生産者の競争力が低下、不振に追い打ちをかけた」
 と分析する。

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 関連ソース
 ↓
 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/159386/#izaRelBlog
 ↓
 http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200807100027a.nwc

 だれですか?「そんなの、イ○カぁ==っ!」なんて洒落てるのは。  
 ・・・「おじさん」さん、有り難う御座いました(^^;;






                          ◆

* 我が家では、飼育環境のリセット・再考をしなければならない“珍事”が発生!(^^;;

 いずれ、また、後日・・・。。。(″´Д`)、、





                          ◆

* あ。そうそう!!
 リンク先様のアンタレスさんに、久々の更新あり~♪(^^)v
 http://hp.kutikomi.net/antares/
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by G-kingyo | 2008-07-17 09:53 | 金魚四方山話

相方・・・(^^;

* クラウンパール、相方の到着です(^^;
 その前にちょっと一言・・・

 クラウンパール(=高頭パール)の更紗柄のそのほとんどが、俗に云う“桜タイプ”
 すなわち、透明鱗性のパール鱗です。

 一見して解り辛いこともある様ですが、その個体群の中に黒眼(目)の仔がいるか
 どうか?が判断の一つの目安。
 なので「イン・ボイス・ネーム」表記は別にしても、パール系金魚の更紗柄個体に
 “桜”という冠が付くのはナンセンスの域を超えて、頓珍漢!?・・・(笑)
 もちろん、希に普通鱗性のパール鱗をもつクラウンパール(=高頭パール)も存在
 します。 その普通鱗性パール鱗のクラウンパールは、たしかに“浜錦”と似て
 いなくもない?(笑)

 反対に透明鱗性パール鱗は“浜錦”にはあり得ません。 もしも「実在する!」と云う
 のならば後学の為にも、その出所と共に詳しくお知らせください(笑)
 それは頓珍漢の域を超え、ふつー、インチキ!と呼びます。
 (そいうったショップ・・・未だあとを絶ちませんよね)

 (註:当時、渡辺氏が作っておられたキャリコ柄の浜錦は勿論透明鱗性パール鱗。
  また、最近までそのキャリコ浜錦を再現するべく真摯に交配と繁殖を試みられて
  いた方が実在しますが、それらは別のお話ですので、混同しないやうに!)

 ま、
 あまりヤヤコシイことを書くと、また妙な質問メールや投稿がくるのもナンなので・・・(^^;




                            ◆

* ・・・と、いう訳で(^^; 到着の「クラウンパール(=高頭パール)」、“桜タイプ”
 透明鱗性パール鱗の個体ですぅ(大笑)
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 “極”長手・プロポーションバランス・鱗・・・(^^;;;  ねっ!?オールドファンには
 懐かしい(?)「オランダパール」とか、渡辺純系の長手「浜錦」を彷彿とさせるもの、
 どこかにありませんかぁ~??
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by G-kingyo | 2008-07-16 10:19 | 我が家の浜錦(金魚)

久しぶりに金魚屋さんへ

* 土曜の午後、姫路は「フルタニ金魚倶楽部」さんまで、ちょこっと!足を延ばして
 みました(^^)v
 http://fkc.daoffice.com/

 これら長手クラウンパールは・・・
是非とも広くご体感頂きたい金魚です!(^^);



 同伴の“彼女”の都合もあって、滞在時間はわずか30分ほど(笑)
 それでも私にとっては、必要かつ充分すぎる時間です。

 もちろん、店内数多くの大型水槽には沢山の品種・沢山の金魚が泳いでいる訳ですが、
 いちいち全てを詳細に観賞する必要はなく、初見のインスピレーション?で
 “ピ~ン!”と来るわけで・・・(笑)
 また見たいのはクラウンパールと浜錦。 その中でもWebページであらかじめ現物を
 確認したい金魚に目星をつけて行くわけですから、やはり「観賞ではなく確認」に
 なりますねっ(^^;

 しかし“この”長手タイプのクラウンパールの群泳は圧巻!!っ ため息ばかり。。。。。。
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 クラウンパールは少し条件・環境を変えた大型水槽に、分けて入っていました。
 Webページだけでは確認しずらい?と思いますが(^^;リボン(花房)の着いた
 個体も多く居るんですね~(^^)

 また、14~15cmサイズと表記された個体群も、実際には17cmサイズ表記の
 個体群とほぼ同寸じゃあ~りませんかっ!(^^)
 “お買い得感”?も高いクラウンパール達でしたぁ~♪



                            ◆

* 僅かな時間でしたが、目の保養と店長との濃いお話(笑)と個体の確認が出来、
 充実のひと時を過ごさせて頂きました m(_ _)m 有難うございました。
 
 同伴の彼女が一目惚れしたオランダ(笑)
 「連れて帰りたい・・・」を連呼していましたが(^^;;
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 21cm表記ですが、実際にはその体高・太さ・コブシ大のカシラから、もっともっと
 大きく感じますよぅ(^^;



                            ◆

 いつもフルタニ金魚さんで感じるのは、当り前のことなのですが「良い金魚屋さんは
 魚のコンディションが良い」
 ということ。
 ・・・これ、大切!(^^)
 
 「フルタニ金魚」さんのミニレポートでした(^^)v
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by G-kingyo | 2008-07-14 10:56 | 金魚四方山話

○○東や○○シシガシラと一緒に泳がせてみたい’^^;

 (画像はくりつくで大きくなります!)

* クラウンパール 養生&うす~ぅく薬浴ちう~~。
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* 洗面器に入れると暴れてたいへんです(^^;
 (ちょっとだけ、鱗を落としちゃった・・・^^;;)
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 プロポーションの差を見て頂く為に、こちらの同クラウンパールと比較など。
 ↓
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                           ◆

* 早く相棒を入手したいのですが..............。。。(″´Д`)、、。。
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by G-kingyo | 2008-07-11 16:27 | 我が家の浜錦(金魚)

本日2度目の更新・・・来たよぅ来たよぅ~、我が家にも!

クラウンパール、到着っす!!

 ・・・画像では伝わないと思いますが、このスタイルや迫力は..............やはり今までの
 クラウンパールの常識や定義を覆しかねませんよ?これは(^^)v いや、ほんとに!
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 ぁあ・・・...................追加が欲しい。。。(″´Д`)、、。。
 詳細画像はまた後日!(^^;
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by G-kingyo | 2008-07-10 14:13 | 我が家の浜錦(金魚)

なぜそのような質問をされるのか質問してみたい(^^;

 CAUTION!
 CAUTION!
 CAUTION!
 CAUTION!
 CAUTION!
 CAUTION!


 本日のエントリ内容には、人によっては
グロテスク!不快!と、感じられる
画像を含みますので、アクセス~
閲覧~には充分ご注意ください。

                                  G-Kingyo:管理人
 CAUTION!
 CAUTION!
 CAUTION!
 CAUTION!
 CAUTION!
 CAUTION!



* さて、昨日の続きとなりますが・・・

 「水泡眼との交配って本当ですか」
 「カシラの瘤は水泡なんですか」

              .....................と、同じ趣旨のご質問を2件!頂いております。
 なんで今頃?偶然に重なった?誰かが、その様に言ってるわけ?(笑)
 せっかく頂いた“お題”ですので、本日のエントリとして丁重に取り扱わせて頂きますわ(^^;




                           ◆

* 【浜錦=高頭パール×水泡眼???】

 端的にお答えすれば間違いです。流言飛語のたぐいと断言します。
 過去に拙ブログでも何度か触れたことが有りますが、正しくは・・・

 渡辺氏は、高頭パール×珍珠鱗(戻し交配?)で得られた金魚を累代繁殖。
 その中から偶然に“水泡状肉瘤”という変わった形質を持つ高頭パールを得る。
 その形質を持った魚同士の交配を続け、遺伝的に安定した形質が得られると判明、
 「浜錦」と名付けられ発表された・・・が、浜錦を作出された渡辺親子の息子さんから
 直接お伺いしたお話です。 (もちろん、要約してますよぅ~^^;)
 
 宜しいですかぁ~!「高頭パール×水泡眼」ではなく、当時の「高頭パール×珍珠鱗」
 が“浜錦の祖”となる金魚の作出過程です。

 又聞きでも、その又聞きでもなく(笑)、ご存命で第二の人生を歩まれ“作出に直接
 係わった”渡辺親子の一方の当事者から直接頂戴したお話です。
 もしもこの記事・文章を「デマ!」・「間違っている!」とご意見・ご批判されるのならば
 根拠を明示の上是非ともお知らせ頂きたい、宜しくお願い致します。

 ただし、もう少し掘り下げると「水泡眼」の名が出てこないこともない・・・(笑)
 過去記事参照: → http://hamanisiki.exblog.jp/5197111/

> 作出ベースとなった金魚は、1967年頃に(株)清水金魚が香港から輸入した
 肉瘤の発達するタイプの珍珠鱗、つまり現在の高頭パールと呼ばれている
 金魚だった。(中略)
 この時輸入された系統の高頭パールからは、ハナフサ・出目・背鰭の欠如したもの・
 パール鱗にならず普通鱗となるものなど、実に様々な表現を持った金魚が現われた。


 と、某専門誌にある記事を紹介した。
 私がお伺いしたお話の中でも同様のことを聞いている。要するに金魚の飼育・養魚
 方法に雑多な遺伝要因を取り込み、そこから発生する“奇異”ともとられかねない特異な
 形状・形質・表現を好んで取り上げた中国金魚の文化がそこに如実に表れている。
 
 私も渡辺氏の口から、「高頭パールには、らんちゅう・出目・青文・水泡など、色んな
 金魚の血が入っているんだろうな・・・」と聞いている。前述の専門誌にもあるように、
 浜錦の祖となった金魚からは、いろんな形態の金魚が渡辺養魚場では実際に
 分離・発生していたものと想像に難くない。
 
 当時、浜錦に唯一他の品種を掛け合わせた事実が有るとすれば、それは「東錦」のみ。
 前述の某専門誌でも、渡辺氏のお話からも確認している。
 (ちなみに、その東錦の具体的な出所・系統・用いた雄雌まで確認しています)
 過去記事参照: → http://hamanisiki.exblog.jp/5212186/

 よって、「浜錦=高頭パール×水泡眼」ではなく、当時の浜錦の元となった高頭パール
 の遺伝形質に多種多様な金魚の血が混在し、その中の一つに水泡眼も(も!)含まれる
 という程度のお話ではないでしょうか。
 
 「浜錦=高頭パール×水泡眼」と言われた方、実際にそのような交配をされたのか?
 あるいは実際にそのような交配で作った金魚を見たことが有るのでしょうか?

 その様な交配の金魚がいれば是非とも今後の後学の為に見せて頂きたい。

 またいまだどこのどなたがその様なことを仰っているのでしょう。 ぜひ、その出典根拠・
 発信者もお知らせいただきたいものです。




                           ◆

* 【浜錦の頭部肉瘤について】

 さてもう一つのお題、「カシラの瘤は水泡なんですか」についてなのですが・・・

 その様に質問される前に実際あなたは、浜錦の頭部に豊かに発達した“水泡状肉瘤”を
 直接触れられたことは御座いますか?また、オランダ獅子頭やらんちゅうの頭部肉瘤を
 直接触れられたことは御座いますか?また、水泡眼も直接あなた手ので触られた
 ことは御座いますか?


 その様な質問をされる方は、実際手に触れられたことがない方も多いようなので、
 まづ人に尋ねる前に、各品種の肉瘤や水泡を一度触ってこられた方がよろしいかと?

 この話題も過去に幾度となく拙ブログでも折にふれコメントを残していますし、
 Web上、古今東西各掲示板やブログで議論(?)し尽くされている感もあるので、
 今回は我が家の浜錦の資料用過去画像を例にとって、写真のみでご紹介します。
 (あえて私からは文章での回答は致しませんのでご判断ください)

 「普及種愛好会」さまのHP内、浜錦の解説欄でも同様の趣旨のコメントがみられます。
  →http://www7a.biglobe.ne.jp/~kinngyo-koubou/hamanisiki.html




 画像個体は、細菌によって侵され腐食・破れた「浜錦」3歳の頭部です。
 ↓
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 同個体、右側面から~
 ↓
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 同個体、左側面から~
 ↓
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 同個体、真上から~
 ↓
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 同個体、健常時の形状です。
 ↓
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 事象報告として・・・

 1)腐食破損時、水泡状肉瘤が全体的に収縮した
 2)内部は乳白色で繊維質なゼリー状の塊が詰まっていることが確認できた
 3)状況発症後収縮は収まり、それ以上小さく成らない
 4)内部は食塩水0.5%に反応し、やや収縮傾向を見せる
 5)内部はメチレンブルー/マラカイトグリーンには一時的に染色されるものの
  恒久的ではなく、一日ほどで脱色する
 6)内部はエルバージュでやや収縮(融解?)反応を見せる
 7)内部はエルバージュ/グリーンFゴールドでは染色されない
 8)腐食破損した頭部はある程度修復されたものの、完全に元の形状まで
  復元・再生はしなかった

 (再生については、おそらく幼魚時であればほぼ元通りに修復されるのでは?と
  思っています)
 

 ・・・さてはて、いかがでしょう。これ以上のコメント・回答は致しません(^^;;
 ちなみにこの個体は現存し、4歳の余生?をのんびり観賞させて頂いております(笑)

 余談ですが、
 ついでのことなので(笑)浜錦の頭は「一つ瘤?・二つ瘤?」について少しだけ・・・。




                           ◆

* 【浜錦の頭部肉瘤について -おまけ】
 (註:1980年代初頭から1990年代後半にかけての当時の渡辺系浜錦のお話です。
    現在流通する浜錦と全てが当てはまるお話ではありませんので誤解なきやうに!)


 なぜ二つ瘤が浜錦の頭部形状の主流になったのか?ということですが、それは
 あくまでも後天的な理由。 すなわち市場のニーズに合わせた結果で、問屋サイド
 から意向・要請が有ったものと想像しています。 もっとも・・・

 詳しい割合は把握していませんが、一つ瘤と二つ瘤の発生確率は、やはり二つ瘤の方が
 多かったことも事実の様で、さらに顕著なカシラの発達は当時の一つ瘤では望めず、
 過去の国産金魚には見られないほど巨大に発達する水泡状肉瘤は二つ瘤タイプの方に
 多くその発生因子が内在されていたようです。

 ところが、3歳~4歳~と発達しすぎた水泡状肉瘤はヘッドヘビーとなり泳ぎも
 まま成らない個体も。 観賞生体としての価値そのものや、熱烈な一部のマニアを除き
 「グロテスク?」とともとられかねないその異常なまでの発達形態は、次第にニーズと
 そぐわない傾向になっていったのも事実。 当時の渡辺系浜錦のほとんどが2歳までに
 出荷~流通~されていたのは、そういった理由もあった模様です。
 要するに「沈まないうちに・・・」ということでしょうか?(^^;
 今現在となっては私はそういった個体、「熱烈大歓迎!」ですがねっ・・・(笑)

 また繁殖に用いられた親は2歳魚だったというのも、全く同じ理由からです。

 


                           ◆

 んで!
“なぜそのような質問をされるのか質問してみたい”のですが?
。。。(″´Д`)、、。。

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by G-kingyo | 2008-07-10 10:40 | 金魚四方山話

金魚の想ひ出・金魚にみた夢・お母さんに内緒の金魚・・・単一魚種を中心とした、Gと金魚の「愛と偏見」に満ちた?魚ログ


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